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ハッテンlove
第3章 heart+heart
「触られたのは乳首だけか?最後までヤられたりした?」

姫野は首をふるふると振った。

「でも…助けてくれなかったら、ヤられてたかも」
「だからお前はバカなんだ!大体、脱衣所で乳首隠せって言ったろ!?」

また胸倉掴んで怒鳴っちまった。
イライラするなー…こいつ。

「迷惑かけてごめんね」

姫野は珍しくしゅんとしてしまった。
言いすぎたか?
けど…運よく助けてもらったからいいものの、あわや風呂場で強姦なんて…。なんて無防備なんだこいつは。

「迷惑っつーか。心配したんだよ。俺も…まっつんも」
「そっかぁ…。今度会った時、ちゃんと謝らないとね」

今度会った時=エッチする時。
俺の胸にまたもやっとした感覚が…。

だ、か、ら、違う!
俺はこいつのことなんて、恋愛感情で好きじゃない!
頭をブルブルと振った。

「どうしたの?」

姫野は急に頭をグルングルンした俺にギョッとしたようだ。

「…なんでもねーよ」

そうだ。気を取り直そう。
今晩は俺がラブホ代を出す。

そして、多分。
これが最後になる。

月曜、学校で。俺は突きつけてやる。もう欺くのはやめろって言ってやる。
本音でぶつかってやる。ハートとハートの付き合いってヤツをしてやる。
友人として。
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