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ハッテンlove
第5章 友達
「友達じゃん?俺、友達が泣いてるのに知らないふりは出来ないし」
友達。
しばし沈黙。
「え?違ったの!?俺、お前のこと友達だと思ってたんだけど」
ショックだわーと言いながら、二宮くんは苦笑い。
僕は唖然としてしまった。
僕は二宮くん好きだけど。
でも二宮くんが、まさか僕を友達と思ってるなんて…。
心が痛いくらい軋んだ。
「友達……」
こうして、僕に十年ぶりの友達が出来た。
とても優しい、でも少しおバカな友達が。
☆★☆
かくかくしかじか。
僕は狂楽の湯でのちくびで逆上せた騒動と、誘拐レイプ事件を語る。
もちろん、近藤くんのことは伏せて。
セクフレとだけ表現しておきました。
二宮くんは大げさなくらい悔しがってくれた。
でも僕が逆襲したって聞いて、嬉しそうに笑った。
「お前喧嘩強いなー…。もし俺が襲われたら助けて」
「僕が横にいて、君が襲われることはまずないから。美しすぎる妖精で霞んで見えないから」
「それでこそ姫野!泣いてる姫野なんて姫野じゃねーよ」
友達。
しばし沈黙。
「え?違ったの!?俺、お前のこと友達だと思ってたんだけど」
ショックだわーと言いながら、二宮くんは苦笑い。
僕は唖然としてしまった。
僕は二宮くん好きだけど。
でも二宮くんが、まさか僕を友達と思ってるなんて…。
心が痛いくらい軋んだ。
「友達……」
こうして、僕に十年ぶりの友達が出来た。
とても優しい、でも少しおバカな友達が。
☆★☆
かくかくしかじか。
僕は狂楽の湯でのちくびで逆上せた騒動と、誘拐レイプ事件を語る。
もちろん、近藤くんのことは伏せて。
セクフレとだけ表現しておきました。
二宮くんは大げさなくらい悔しがってくれた。
でも僕が逆襲したって聞いて、嬉しそうに笑った。
「お前喧嘩強いなー…。もし俺が襲われたら助けて」
「僕が横にいて、君が襲われることはまずないから。美しすぎる妖精で霞んで見えないから」
「それでこそ姫野!泣いてる姫野なんて姫野じゃねーよ」