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ハッテンlove
第5章 友達
「けどヒメ。お前、そんなつらい場所行って平気なのか?」

泰三さんが気遣うような眼差しで僕を見つめた。この人、優しい人だな。
でも、僕にそんな気遣い無用だよ。僕は強いんだから。二宮くんみたいな、守られてる人とは違う。誰にも助けてもらえない、孤独なヒメなんだから。

「大丈夫、僕は平気。泰三さんの時間が平気だったら…だけどね」


☆★☆


「十一時半頃、ここでセクフレと別れたの」

駅の前で別れたところから再現。二宮くんはニヤっとして僕を見る。

「セクフレってカッコいいヤツ?」

近藤くんだよ。
なんて…言えないけど。

でも、うん。
結構、カッコいい…かな?

顔立ちは整ってるし、身体の筋肉が綺麗だし。
ドン臭そうに見えるから女子受けは悪いけど、真面目で優しいし…。

「…うん。この僕がセクフレに選んだんだからね」

泰三さんにだって負けないと思う。ていうか、若さも重要ポイントだとすれば、勝ってるし…ってそこで勝負するのは違うか。泰三さんは二宮くんの恋人だけど、近藤くんは僕のものでもなんでもないし。

「へー…歳はいくつくらい?」
「若いよ。詳しいことは僕も知らない」

知ってるけど。彼はちゃんと、自分は高校生だって言ってくれたけど。
でもあんまり話すとバレちゃうし。

誰にも言わないって約束したし、二宮くんだけにはバレたくないでしょ?近藤くんも。
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