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ハッテンlove
第1章 ノンケ喰いの夜
彼はなんの躊躇もなく、指を一本僕の中に差し入れた。

「あ…ッ、あぁんッ」

ぐるりと一周指を回されて、ざわざわと媚肉が蠢く。
さっきまっつんのを喰いきった孔は、貪欲に肉棒を求め始める。

二本、三本と増やされて、僕の腰も動きに合わせて揺れる。
あぁ…早く欲しい……。

「うぅん…欲し……入れて」

あぁ、そうか。童貞くんにいきなりって言うよりは、僕が上になった方がいいかな?
そう思って体勢を変えようかと思った矢先、硬いものが宛がわれる。

「え?…あぁッ」

心配無用だったようだ。
ゆっくりと弛んだ孔に肉棒がずぶずぶと挿入される。

僕の媚肉は柔らかく彼を受け入れる。
それにしてもでかい。慣れているのに強烈な異物感に少し苦しい。

「きついか?」

彼が初めて僕に問いかけた。そういや、これまでは一方的に僕が喋って、彼は「やめろ」しか言ってこなかったっけ。
僕をいたわる言葉にどこかくすぐったくて、僕は彼の唇に口づけた。

「気持ちいい…」

くすりと笑って僕がそう言うと、彼もかすかに笑った。

「…ならよかった」

彼は腰をぶつけはじめる。始めは遠慮がちに。でも僕が腰を振って促すと、段々と激しくなってきた。
床がこすれて背中が痛い。でもこういうのも刺激的でありだよね。

それからは無言のまま身体をぶつけあった。ずくずくとした快感が奥から立ち上り、身体の奥から締め付ける。その締め付けの中を強引な力で奥まで貫かれる。
荒々しい攻め方。これもまた若さだよね。ふふ。

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