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籠の鳥
第7章 軋んだ心
私と向かい合ってベッドに座る匠さん…

「始めるよ」


匠さんに言われて 大きく深呼吸してから 柔らかな微笑みを作り匠さんの顔を見上げる。


匠さんの手が、ワンピースの上から 胸の突起を探すようにサワサワと動く…

少しづつ主張を始めた突起を指先で転がすように撫でられると 背筋がゾワゾワとしちゃう…


突起を捕まえようと、親指と人差し指で摘まむように挟むけど、サテン生地の下で突起はスルスルと逃げ回る。
焦らされてるみたいで余計に突起は固くなっていた…


「もう コリコリだよ…」



「ふぅっんっ…」


耳元で囁かれて思わず声が洩れた。



「はい!終了~っ
まだ、直接触ってもいないのに…」


「だって…匠さんの触れ方が…」


あんなに、優しく触られたら感じるなって方が無理っ



その後も、何度も練習したけど…


匠さんの優しい指先に撃沈…



やっぱり 私って淫らなのかも?




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