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籠の鳥
第2章 ご奉仕

部屋に入って来た新さんは、瑞紀さんに指示を出してから私に近づく。


「ちゃんと食事をしたみたいだね。
いい子だ。

今日は、蓮を綺麗にするからね。」


ベッドから私を立たせると新さんは、例の椅子に私を座らせる。


椅子に座った私の足を瑞紀さんがベルトで固定していく…

私は、特に抵抗するでもなく、拘束されていく足を見つめていた。



「あれ?抵抗されるかと思って瑞紀を連れてきたのに」


新さんは不思議そうに私を見つめた。


私を見つめる新さんを
ただ…感情の籠らない目で、見つめ返す…


いや…
切り抜かれた絵画を見るように ただ、瞳に映していただけかもしれない。








椅子が上げられ、いつもの様に足を広げられ…

瑞紀さんが、コットンに液体を含ませ秘部の周辺に塗っていく。


「んっ…」


ヒンヤリとしたその感触に声が漏れた。

「ごめんね。少しヒンヤリするけど、我慢して。
これから、無駄毛の処理をするから、麻酔を塗ってるんだ」

いつも、忍さんが使うゴムの手袋をはめながら これから何をするのかを新さんは説明してくれた。





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