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籠の鳥
第2章 ご奉仕
先端が細い針の様になった器具を手にして、新さんが私の足元に座る。


瑞紀さんは、足が固定されているにも関わらず、更に私を拘束するように骨盤の辺りを押さえ付けた。


「少し、窮屈かも知れないけど…
動くと危ないから…
それじゃ、始めるからね」



チクリと恥邱の辺りに痛みが走る…

麻酔が効いているのかホントに僅かな痛み…


チクリ、チクリと定期的に私を襲う痛みは、少しずつ恥邱からお尻に向かって下がっていく。


「んあっ…つぅ…」


丁度、秘部の入り口辺りに痛みが走ると思わず痛みに顔をしかめる。


「ごめんね この辺敏感だから、痛いよね。少しだけ我慢して」

新さんはそう言うと、瑞紀さんにもっとしっかり抑える様に指示して作業を進めた。


チクリ…

チクリ…

チクリ…


痛みは…


次第に麻痺して…


甘美な疼きに変わっていく…


チクリと痛みが走る度に秘部が疼く…



「はぁっ…」


私は、疼きを受け入れる様に吐息を漏らす。


「んっ…」


「はぁっ…」


「はぁ…んっ…」


部屋には、針を刺される度に洩れる私の吐息だけが響いていた。







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