この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
籠の鳥
第3章 喪失
ここ数日、要さんが食事を運んでくる以外、この建物に足を運ぶ人は居ない。
嵐の前の静けさ?
数日の間に余りにも色々ありすぎて、のんびりとした時間さえ気が休まる事は無かった。
要さんが白い箱を手に部屋に入ってくる。
食事の時間にしてはまだ早い…
嫌な予感しかしない。
「本日は、皆様とお食事を取る事になりますので お支度を」
そう言うと、要さんは私の手を引きバスルームに連れていく。
慣れとは怖いもので、最近では、要さんに身体を洗って貰う事に抵抗がなくなっていた。
お風呂から上がった私は、髪をセットしてもらい、化粧まで施された。
そして、着替える様にと渡された箱の中には、白いレースが施された下着と 同じく真っ白なワンピースが入っていた。
ここに来てから、私は、バスローブ以外を身に付けていなかった。
久しぶりのブラジャーの感覚に胸が苦しい感じがする。
ワンピースは、私に合わせたかの様にぴったりだった。
その後、全員がこの部屋に集まり食事をする…
なんか変…
嵐の前の静けさ?
数日の間に余りにも色々ありすぎて、のんびりとした時間さえ気が休まる事は無かった。
要さんが白い箱を手に部屋に入ってくる。
食事の時間にしてはまだ早い…
嫌な予感しかしない。
「本日は、皆様とお食事を取る事になりますので お支度を」
そう言うと、要さんは私の手を引きバスルームに連れていく。
慣れとは怖いもので、最近では、要さんに身体を洗って貰う事に抵抗がなくなっていた。
お風呂から上がった私は、髪をセットしてもらい、化粧まで施された。
そして、着替える様にと渡された箱の中には、白いレースが施された下着と 同じく真っ白なワンピースが入っていた。
ここに来てから、私は、バスローブ以外を身に付けていなかった。
久しぶりのブラジャーの感覚に胸が苦しい感じがする。
ワンピースは、私に合わせたかの様にぴったりだった。
その後、全員がこの部屋に集まり食事をする…
なんか変…