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第3章 喪失

食事が終わると、忍さんが口を開く。


「蓮、服を脱ぎなさい｣


途端に私の身体がこわばる…


震える手で、背中のファスナーに手をかけるが上手く掴めない。


空かさず、要さんが手伝ってくれた。




数時間前に着たばかりのワンピースを脱ぎ、窮屈に感じた下着も脱いで、私は、裸のまま、４人の前に立たされていた。




「蓮、これから私たちの洗礼を受けて貰う｣


忍さんに抱き抱えられベッドに下ろされると私は、固く瞳を閉じた。