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籠の鳥
第1章 家族?
匠さんに案内されたのは薔薇園の一角にある小さなお家。


おとぎ話に出てくるような洋風で可愛らしい建物だった。





「どうぞ。お姫様にローズティーをご馳走してあげる。

遠慮せず上がって」




私は、何の疑いもなく…
匠さんの後に続き建物の中に入っり、匠さんが入れてくれた
桜色の飲み物を口にしたのだった。







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