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籠の鳥
第4章 調教①

イクって…
良くわかんない…


身体中がゾワゾワってしたかと思うと、下半身からほわぁ~って暖かくなったり…


子宮がギュッてなってからヒクヒク痙攣したみたいになったり…


思考が覚醒して、結合部分だけが鮮明になったかと思うと、突然、真っ白になったり…






湯船に浸かりながら、忍さんが詳しく説明してくれる。


【イク】って事にも 段階があって、深く成る程に理性を壊して 快楽に貪欲になるらしい。


だから、自分でコントロール出来ないと 快楽を求めるだけの性奴隷になっちゃうって…


忍さんは、私が性奴隷にならないようにちゃんと教育するって言ってた…。








お風呂から上がると いつものローブじゃなくて
サテン生地のワンピースが用意されていた。

胸の部分だけが身体にフィットして、腰の辺りはふんわりとしたプリーツが幾つも入った お姫様見たいな薄紅色のワンピース。


「可愛いっ」

サテンのツルツルした感触も気持ちがいい。

忍さんの前で クルリと一回転してみせる。

「似合ってますか?」

何も言わずに、じっと私の姿を見ていた忍さん…


「このワンピースを可愛く見せるのも、淫らにしてしまうのも 蓮、君次第だな…」



淫らにって…

淫らにするのは 私じゃないのにっ



忍さんの言葉に、納得出来なかったけど…



私は、直ぐにその言葉の意味を理解する事になる。



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