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籠の鳥
第5章 調教②
精を放った男は、自分の腹の白濁を指で掬い上げると 後孔に指を抜き差ししはじめる。


「ここに…チ○ポいれてぇぇぇ…
チ○ポ欲しい…ズコズコしてぇ…」


男は、卑猥な言葉を吐きながら 股を大きく広げ見せ付ける様にして指を動かしていた。



忍は、立ち上がるとゆっくり男に近付く…


「忍様っ それだけは…それだけは、お止め下さいっ」


叫びにもにた声で 要は必死に訴えた。


【ノーマル】

只の性奴隷に、忍が触れるなど 考えただけでもおぞましい…

「忍様っ…忍様っ」

ギシギシと鎖を揺らしながら少しでも忍に近付こうと 精一杯足を突っ張ってみるが、爪先立ちでは 儚げに身体が揺れるだけで 忍の元へ行くことは叶わない…



そんな要を無視するように、忍は 男を四つん這いにすると、後から ズブリと男根を突き刺した。


「うわぁぁぁぁぁぁっ」


要の見開いた瞳から、涙がこぼれ落ちる…


自分はこれ程までに 忍を傷付けていたのかと…









蓮と接する度に 心に落ちる滴…
その滴は少しづつ広がり いつしか要の心に巣食っていった…

ソレは、玩具である要が 決して抱いてはイケナイ感情だったのだ…


「忍様…愚かな私を お許し下さい…

私は、どんな罰も受けます…

ですから、忍様が汚れてしまう様な行為はお止め下さい…


お願いします…」



涙を流しながら、忍を見つめる要に、 男から男根を抜き取った忍が近寄る。


鎖を緩めると 要はその場に崩れ落ちる様に座り込んだ。



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