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籠の鳥
第6章 長い夜…
カチャリとドアが開いて 忍さんと新さんが入って来た。
忍さんは、匠さんと望さんを確認すると私の名前を呼ぶ。
「蓮、今から君を壊すから」
忍さんの言ってる言葉が咄嗟には理解できない…
壊す?
コワス…?
廃棄って事?
忍さんの言葉の意味を脳が理解するよりも早く、全身が震え始めた。
「や…だ…」
匠さんにすがる様に身を寄せると、私を守る様に匠さんの腕に力が籠った。
「お姫様を 壊させたりしないよ。」
「大丈夫…きっと守ってあげるから」
背中から、望さんが私を隠すように抱き締めてくれた。
「匠、望、はじめて…」
忍さんの声に従う様に二人はソファを立つ。
「やだっ…怖いっ やだっ やだっ」
二人に掴まれた腕を力一杯バタバタさせるけど、男の人の力に叶うハズもなく、私は、ベッドに倒された。
左側に匠さん…
右側に望さんが横になる…
二人とも 指を絡める様に手を繋いで 私をベッドに固定した。
「心配しないで…」
匠さんの優しい口付け…
「蓮…可愛い蓮… 僕を信じて…」
頬に手を当て、私を振り向かせると、望さんの顔が近付いてきて、啄む様に唇を重ねた。
「怖いよ…」
怯える私を二人の腕が抱きしめる…
望さんの口付けが熱く深く私の口内を犯していく…
匠さんの唇が、耳朶や首筋に降り注いで、呪文の様に言葉を囁く…
「蓮…僕の声を聞いて…君が壊れそうになったら…
僕が君の名前を呼ぶから…」
忍さんは、匠さんと望さんを確認すると私の名前を呼ぶ。
「蓮、今から君を壊すから」
忍さんの言ってる言葉が咄嗟には理解できない…
壊す?
コワス…?
廃棄って事?
忍さんの言葉の意味を脳が理解するよりも早く、全身が震え始めた。
「や…だ…」
匠さんにすがる様に身を寄せると、私を守る様に匠さんの腕に力が籠った。
「お姫様を 壊させたりしないよ。」
「大丈夫…きっと守ってあげるから」
背中から、望さんが私を隠すように抱き締めてくれた。
「匠、望、はじめて…」
忍さんの声に従う様に二人はソファを立つ。
「やだっ…怖いっ やだっ やだっ」
二人に掴まれた腕を力一杯バタバタさせるけど、男の人の力に叶うハズもなく、私は、ベッドに倒された。
左側に匠さん…
右側に望さんが横になる…
二人とも 指を絡める様に手を繋いで 私をベッドに固定した。
「心配しないで…」
匠さんの優しい口付け…
「蓮…可愛い蓮… 僕を信じて…」
頬に手を当て、私を振り向かせると、望さんの顔が近付いてきて、啄む様に唇を重ねた。
「怖いよ…」
怯える私を二人の腕が抱きしめる…
望さんの口付けが熱く深く私の口内を犯していく…
匠さんの唇が、耳朶や首筋に降り注いで、呪文の様に言葉を囁く…
「蓮…僕の声を聞いて…君が壊れそうになったら…
僕が君の名前を呼ぶから…」