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籠の鳥
第6章 長い夜…
秘部に挿入された薬は内部でジワリと溶けると、痒みとも熱とも取れない疼きに変わる。


「くぁぁぁぁぁっ…あぁぁぁっ…ふぁぁぁっ…いゃぁぁぁぁっ…」


激しい疼きに 首までが反り返る…

足を開いたまま 秘部だけを高く突き上げて これ以上無いくらい淫らな姿だ。

高く突き上げられた秘部からは白い蜜が滴り、お尻を伝って背中にまで流れていく…

「あぁぁぁっ…くぅっ」


ワタシノナカヲ…
カキマゼテ…


口を付いて出そうになる言葉…

蓮は、掴んだ自分の左手を口元にあてがうと、人差し指の付け根辺りを思い切り噛み締めた。


「んっ…」

鋭い痛みと共に、鉄の味が口に広がる…





「新っ 連をおさえろっ 匠、口を開けさせるんだ、望はタオルだ」


「いやぁぁぁぁぁっ…いらないなら殺して…壊すくらいなら…殺してよっ…」


肩を押さえ付ける 忍さんを見つめながら 叫んでた。


勝手に玩具にされて…
いらなくなったから 壊すなんて…
悔しくて 悲しくて 涙が止まらなかった。


舌を噛まない様に、タオルを噛まされ、暴れない様に、両手もベッドに固定された。


「辛い想いをさせて すまない。
今、楽にしてあげるからね」


髪を撫でる様にして 忍さんは 私に口付けた…


ソレから、ゆっくりと秘部に男根を挿入すると、疼きを慰める様に、突き上げる…

「ふぁっ…はぁっ…んんっ…あぁぁぁっ…ふぅんっ…」

忍さんのモノが擦られる度に熱は甘くとろけて、疼きは散らされていく…


「ふぁっ…あぁっ… んんっ…あぁぁぁっ…」


それでも、やむことのない絶頂感…


「くぅっ… 新っ 変われっ」



忍さんが、白濁を放つと、入れ替わりに 新さんが挿入する…

「ふぅっんっ… はぁっ…はぁっ…やんっ…」


新さんが果てると、望さんが…


望さんが果てると匠さんが…


いつ、冷めるともわからない熱を、何度も貫かれながら…


私はいつしか、眠りに落ちていった。






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