この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
人妻愛人契約
第6章 移りゆく季節の中で~冬、クリスマスベビー
夜の8時を回った。祐樹が、愛未と一緒に食事をとりながら、テレビを見ていると、魔女っ娘セイラの絵が流れた。
「あ、セイラだ」
すかさず愛未が反応する。
こんな時間におかしいな、と思って番組を見ていると、セイラのピンクの子をやっている声優がゲスト出演していた。その声優の顔がアップになったあと、ピンクの子が大人の魔女に変身するシーンが流れた。
「パパ、愛未ね。これサンタさんにお願いしたんだ」
「え、赤い子じゃないの?」
「違うよ。愛未が欲しいのは、セイラピンクだよ。だって萌恵ちゃんが持ってるんだもん」
「そうか」祐樹は、希実が買う前でよかった、と思った。「じゃあ、いい子にしてないとな」
「うん」
愛未は、希実とそっくりの笑顔を浮かべた。
「あ、セイラだ」
すかさず愛未が反応する。
こんな時間におかしいな、と思って番組を見ていると、セイラのピンクの子をやっている声優がゲスト出演していた。その声優の顔がアップになったあと、ピンクの子が大人の魔女に変身するシーンが流れた。
「パパ、愛未ね。これサンタさんにお願いしたんだ」
「え、赤い子じゃないの?」
「違うよ。愛未が欲しいのは、セイラピンクだよ。だって萌恵ちゃんが持ってるんだもん」
「そうか」祐樹は、希実が買う前でよかった、と思った。「じゃあ、いい子にしてないとな」
「うん」
愛未は、希実とそっくりの笑顔を浮かべた。