この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人妻愛人契約
第6章 移りゆく季節の中で~冬、クリスマスベビー
「目を開けていいよ」

希実はゆっくりと目を開いた。

「え! ライトニングソード!?」

口に手を当てて驚いている。

「そうだよ。リナのライトニングソード。僕が、希実さんに一番最初につくってあげたやつ、あれ、もうだいぶ傷がついてるだろう。だから、新しく作り直したんだ。今度のコスプレフェスティバルのとき、希実さんに使ってもらおうと思って。さあ、持ってみてよ」

「うん」

希実は、剣を持つと、刃を確かめるように目の前に掲げた。

「凄い! 前のより全然軽い!」

「カーボンファイバー3Dプリンタで作ったからね。軽いし、強度も強い。ちょっと振ってみて」

希実は上段に剣を持ち上げ、振り下ろした。柄から切っ先に向かって光が走った。

「わ! なにこれ!」

「LEDだよ。重力センサーと加速度センサーを付けてあって振る角度やスピードで色や光り方が変わるようになってるんだ」

希実は剣を斜めに振ったり、横に振ったりした。赤い光が出たり、黄色い光が出たりする。

「ほんとだ。ゲームのリナと同じように、技によって変わるというわけね」

「そうそう。これで完璧なリナになれるってわけさ」

「さすがね。こんなものを作れるのは、キミだけだよ」

「気に入った?」

「もちろん、気に入ったわ。大切に使わせてもらう。なんてったって世界にたった1つの剣だもん。ありがとう、祐樹」

希実は祐樹に抱き着いてきた。祐樹は、希実の括れた腰に手を回すと、ギュッと抱きしめた。
/346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ