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人妻愛人契約
第6章 移りゆく季節の中で~冬、クリスマスベビー
二人は裸になると、身体を重ねた。祐樹は、ライトニングソードのように硬くなった肉棒を鞘に納めるように、ゆっくりと希実の中に沈めていった。

「ああ……」

希実が悦びの声を上げる。

根元まで入った。先端が希実の固いところに当たる。祐樹は、そのまま身体の動きを止めた。希実をじっくりと感じたかった。

希実の柔肉が祐樹から体液を絞り出そうとするかのように収縮する。壁が無数の襞になってザワザワと蠢くように祐樹の肉棒にまとわりついてくる。

「うッ……」

あまりの気持ちよさに思わず祐樹は呻き声を上げた。

以前の希実とは明らかに違う。善一との行為を続けた結果だろう。それが祐樹の心を少し哀しくさせた。

「どうしたの?」

胸の下から希実が聞いてきた。

「ん、なんで? どうもしないけど」

「なんだか少し悲しそう」

「そ、そうかな。そんなことないけど、疲れてるのかな」

希実の敏感さに内心驚きながら、そう言って祐樹はごまかした。
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