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人妻愛人契約
第6章 移りゆく季節の中で~冬、クリスマスベビー
はぁはぁはぁ、二人の動きが止まった。貪るように口を吸い合う。
「祐樹、気持ちよかった?」
「すごく気持ちよかった。希実さんは?」
「わたしも気持ちよかった」希実は微笑んだ。「すごい、まだピクピクしてる」
「ほんとだ、まだ出てるみたい。二人目ができたらどうしようか」
「いいんじゃない。そろそろ愛未に弟か妹ができても。サンタさん、運んできてくるかな、クリスマスベビー」
希実が二人目の子どもができてもいいと言うのは初めてだった。身体を合せた後の戯言と言ってしまえばそれまでだが……。
――この間、希実さんが、子どもが欲しいと言ってたもんですからね。
善一のにやけた顔が頭の中に浮かんできた。そう言えば、あの言葉。希実は、いつ、どこで善一に言ったのだろう。まさかとは思うが……。
「祐樹、気持ちよかった?」
「すごく気持ちよかった。希実さんは?」
「わたしも気持ちよかった」希実は微笑んだ。「すごい、まだピクピクしてる」
「ほんとだ、まだ出てるみたい。二人目ができたらどうしようか」
「いいんじゃない。そろそろ愛未に弟か妹ができても。サンタさん、運んできてくるかな、クリスマスベビー」
希実が二人目の子どもができてもいいと言うのは初めてだった。身体を合せた後の戯言と言ってしまえばそれまでだが……。
――この間、希実さんが、子どもが欲しいと言ってたもんですからね。
善一のにやけた顔が頭の中に浮かんできた。そう言えば、あの言葉。希実は、いつ、どこで善一に言ったのだろう。まさかとは思うが……。