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人妻愛人契約
第7章 移りゆく季節の中で~春、パンドラの箱
2月、三河屋で祐樹がつくっている顧客管理システムの試験運用が始まった。良泉館では先月から運用を開始している。
「すごく評判がいいわよ。顧客満足度が上がってる」
先月のアンケートの集計結果を見て希実が言った。
「まずまずの滑り出しっていうところかな。三河屋さんのところもいい結果が出るといいけど」
「大丈夫よ。自信をもって」
希実は微笑みながら祐樹の肩を優しく叩いた。
希実のほうもコスプレフェスの準備が忙しくなってきた。
節分が終わると、希実は、リナの衣装一式を引っ張り出し、カバンに詰めて、朝から東京へと出かけていった。フェスティバルのときに使うスチール写真の撮影をするらしい。
「これもちゃんと持っていくからね」
クリスマスに祐樹があげたライトニングソードを手に取ると、わざわざ今回のために買った刀袋に入れていた。
「すごく評判がいいわよ。顧客満足度が上がってる」
先月のアンケートの集計結果を見て希実が言った。
「まずまずの滑り出しっていうところかな。三河屋さんのところもいい結果が出るといいけど」
「大丈夫よ。自信をもって」
希実は微笑みながら祐樹の肩を優しく叩いた。
希実のほうもコスプレフェスの準備が忙しくなってきた。
節分が終わると、希実は、リナの衣装一式を引っ張り出し、カバンに詰めて、朝から東京へと出かけていった。フェスティバルのときに使うスチール写真の撮影をするらしい。
「これもちゃんと持っていくからね」
クリスマスに祐樹があげたライトニングソードを手に取ると、わざわざ今回のために買った刀袋に入れていた。