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人妻愛人契約
第7章 移りゆく季節の中で~春、パンドラの箱
翌日、希実は帰ってくると、スマホで撮った撮影風景の動画を祐樹と星奈に見せてくれた。
スタジオに大きな緑色のスクリーンが吊るされている。その前で白いレオタードの上に透け感のある黒いボレロを羽織り、両サイドにスリットが入った黒いミニスカートを履いた希実が、ライトニングソードを持ちポーズを取っていた。
胸元はV字に深くカットされ乳房が半分露出し、超ハイレグの股間は腰骨まで見えている。
リナ・エスペランサ――。そこにはCGどおりの雷の戦士がいた。
「わあ、かっこいい!」
星奈が感嘆の声を上げた。
「ほんとだ。かっこいい」
祐樹が言った。
「女将さん、すごいですね。すごくセクシーです」
「へへへ。このために3か月ダイエットしたからね。どうにか昔の衣装が着れたわ」
「このロングの髪は、どうしたんですか。エクステですか」
「違うわ。ウイッグよ。その方がいろいろ変えやすいから」
「そうなんですか。風になびいて、かっこいいですね」
「でしょう。この大きな扇風機で風をつくってるんだけど、すごいのよ。台風みたいな風がくるの。ちょっと痛かったわ」
希実は笑った。その顔を星奈が憧れるような目で見ながら、これは何ですか、と次々と質問している。どうやらリーブス・ゼータのことを知らないようだ。希実は、それでは、と張り切って答えていた。
スタジオに大きな緑色のスクリーンが吊るされている。その前で白いレオタードの上に透け感のある黒いボレロを羽織り、両サイドにスリットが入った黒いミニスカートを履いた希実が、ライトニングソードを持ちポーズを取っていた。
胸元はV字に深くカットされ乳房が半分露出し、超ハイレグの股間は腰骨まで見えている。
リナ・エスペランサ――。そこにはCGどおりの雷の戦士がいた。
「わあ、かっこいい!」
星奈が感嘆の声を上げた。
「ほんとだ。かっこいい」
祐樹が言った。
「女将さん、すごいですね。すごくセクシーです」
「へへへ。このために3か月ダイエットしたからね。どうにか昔の衣装が着れたわ」
「このロングの髪は、どうしたんですか。エクステですか」
「違うわ。ウイッグよ。その方がいろいろ変えやすいから」
「そうなんですか。風になびいて、かっこいいですね」
「でしょう。この大きな扇風機で風をつくってるんだけど、すごいのよ。台風みたいな風がくるの。ちょっと痛かったわ」
希実は笑った。その顔を星奈が憧れるような目で見ながら、これは何ですか、と次々と質問している。どうやらリーブス・ゼータのことを知らないようだ。希実は、それでは、と張り切って答えていた。