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第8章 あの夜の出来事

クチュ、クチュ、クチュ……。

善一の肉棒と希実の襞肉が擦れ合う音と祐樹の手が肉棒を擦る音とがシンクロする。

「ハァハァハァ……」

画面の中の希実と一緒に祐樹の吐く息も荒くなっていく。

やがて、希実の雪のように白い肌がほんのり赤く染まった。希実は目を開き、潤んだ瞳で善一の顔を見つめると、

「お願い、本当にもうやめてっ――」震える声で叫んだ。

「イキそうなんですか？」

善一が聞くと、希実は、美しい茶色の瞳を静かに閉じ、恥じ入るように小さく頷いた。

「いいじゃないですか、遠慮することはありませんから思い切りイッてください」

善一は口元を卑猥に歪めると、追い込むように腰を激しく動かし、希実の最奥を抉った。

「あ、あんッ……そんなっ……ダ、ダメですっ、やめてっ……」

希実は、激しく頭を振って最後の抵抗を試みたが、身体は既に限界を迎えていることを示すように震え出していた。

「ああっ、ダメっ……ん、んんんんッ……」

希実の背中が大きくのけ反った。

「希実さん、いきますよっ！」

善一は腰を大きくグラインドさせると、最期の一撃とばかりに肉棒をねじり込み、希実の子宮を突き上げた。

「あッ、ああああああ――ッ！」

希実は、美しい顔を歪め、腰を突き上げるようにして全身を突っ張った。太腿の筋肉が電気が走ったように痙攣し、襞肉がギューッと収縮する。善一の肉棒を喰い千切らんばかりに締め付ける。

「これは凄い、もの凄い締め付けだっ！　最高ですっ、希実さんっ！」

善一は顔面を紅潮させながら、歓喜の雄叫びを上げた。