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人妻愛人契約
第8章 あの夜の出来事
ついに希実はイッてしまった――。祐樹は興奮に目を血走らせ、熱い息を吐きながら画面を見ていた。

善一の太い肉棒を深々と咥え込み、太腿をプルプルと震わせている希実――白い喉を反り返らせ、口を半開きにして、悦びをかみしめている姿は、ふるい付きたくなるほど淫らで美しかった。

祐樹は肉棒をしごく手のスピードを上げた。ハァハァハァ。頭の後ろがジーンと痺れていく。

「希実さんっ!」

画面に向かって叫んだ瞬間、

ビュッ!

祐樹の肉棒から白く濁った塊が勢いよく放出された。きれいな放物線を描き、床の上に落ちていく。

ビューッ!

頭の中が真っ白になった。これまでに経験したことがない異様な快感に腰がガクガク震える。

ピュルッ!

ようやく発作は治まった。床の上に小さな水たまりができていた。

「はあ……はあ……はあ……」

祐樹は全速力で走った後のように息を切らしていた。

――大丈夫よ。気持ちよくなんてなるわけないじゃない。

そう言ったときの希実の何ともいえない表情が頭の中で蘇る。あの時、もしかしたらとは思ったが、実際に見てしまうと想像していた以上にショックは大きかった。

さすがに僕にイッちゃったとは言えないものな――。祐樹は必死に自分に言い聞かせ、心の均衡を保とうとした。ティッシュを取り、手を拭き、床のドロドロした水たまりを拭った。

いつもなら賢者タイムになるのだが、肉棒は柔らかくならない。硬く尖ったまま、もっととねだるようにピクピク震えている。

動画はまだ続いている。

祐樹は、異様に気持ちを高ぶらせたまま、再び肉棒を握り、画面に視線を戻した。
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