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人妻愛人契約
第8章 あの夜の出来事
そのあと二人は部屋の中に戻り、コンドームをつけて交わった。
希実は何度も気をやらされた。善一がようやく果てたときには、外は完全に明るくなっていた。
「はぁ、はぁ、今日は、もう終わりにしましょう」
さすがに善一も限界のようだ。疲れた顔をしている。
善一が肉棒を希実の身体から抜くと、希実はだるそうに身体を起こした。
時計が映った。ちょうど6時を過ぎたところだった。
希実はシャワーを浴びてから浴衣に袖を通した。善一は裸で布団に寝そべったまま希実が浴衣を着るのを見ていた。
「ご主人も入れて3人で朝食をとりましょう」
希実が帯を締め終わるのを待って、善一が言った。
「でも、それは……」
希実は難色を示したが、
「そんな顔しないで。祐樹さんに変なことはしませんから」
善一が鋭い眼差しで有無を言わせぬ感じで言うと、
「……わかりました」小さく頷いた。
善一は嬉しそうに微笑んだ。
「ご主人にはどうします? 電話で伝えますか?」
「一度部屋に戻りたいので、そのときに主人には話します」
「鍵は持ってるんですか?」
「いいえ」
「だったら一度部屋に電話してご主人が起きてるか確認したほうがいい。オートロックですから寝てたら入れませんからね」
「呼び鈴を押せば……」
希実が言おうとするのを遮って、
「念のためです、さあ」
善一は部屋に備え付けの電話の受話器を取り上げ、希実に向かって差し出した。
「……そうですね」
希実は、しぶしぶという感じで受け取とると、電話をかけた。
希実は何度も気をやらされた。善一がようやく果てたときには、外は完全に明るくなっていた。
「はぁ、はぁ、今日は、もう終わりにしましょう」
さすがに善一も限界のようだ。疲れた顔をしている。
善一が肉棒を希実の身体から抜くと、希実はだるそうに身体を起こした。
時計が映った。ちょうど6時を過ぎたところだった。
希実はシャワーを浴びてから浴衣に袖を通した。善一は裸で布団に寝そべったまま希実が浴衣を着るのを見ていた。
「ご主人も入れて3人で朝食をとりましょう」
希実が帯を締め終わるのを待って、善一が言った。
「でも、それは……」
希実は難色を示したが、
「そんな顔しないで。祐樹さんに変なことはしませんから」
善一が鋭い眼差しで有無を言わせぬ感じで言うと、
「……わかりました」小さく頷いた。
善一は嬉しそうに微笑んだ。
「ご主人にはどうします? 電話で伝えますか?」
「一度部屋に戻りたいので、そのときに主人には話します」
「鍵は持ってるんですか?」
「いいえ」
「だったら一度部屋に電話してご主人が起きてるか確認したほうがいい。オートロックですから寝てたら入れませんからね」
「呼び鈴を押せば……」
希実が言おうとするのを遮って、
「念のためです、さあ」
善一は部屋に備え付けの電話の受話器を取り上げ、希実に向かって差し出した。
「……そうですね」
希実は、しぶしぶという感じで受け取とると、電話をかけた。