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人妻愛人契約
第8章 あの夜の出来事
「はぁ……はぁ……はぁ……」
祐樹は走った後のように息を切らしていた。4回目の射精。もう精液はほとんど出なかった。わずかに出た薄い白色の体液が手を濡らしていた。
時刻は14時を過ぎている。4時間も動画を見続けていたことになる。
「そういうことだったのか……。あんな汚いものまで飲まされて、希実さん、辛かっただろうな」
祐樹はまだ硬さが残っている肉棒をギュッと握り締めた。
あの朝、朝食会場で善一の隣に座らされていた希実の姿を思い出す。顔色が悪く、大人しく座っていた希実。おそらく心も身体もボロボロだったに違いない。
「それを知らずに僕は――」
祐樹は、欲望のままに希実を求めた自分が情けなかった。
夜、希実さんはどんな気持ちで僕に抱かれたのだろうか。辛かったと思う。それでも僕のことを思って応じてくれた。そんな優しい希実さんに僕はさらに鞭を打つような質問をしたんだ。
――気持ちよかった? 三河屋さんとして、気持ちよくなっちゃった?
僕は馬鹿だ。本当に馬鹿だ。
「希実さん、ごめんね……」
祐樹の目から涙が溢れ出した。そのまま祐樹は声を出して泣いた。
祐樹は走った後のように息を切らしていた。4回目の射精。もう精液はほとんど出なかった。わずかに出た薄い白色の体液が手を濡らしていた。
時刻は14時を過ぎている。4時間も動画を見続けていたことになる。
「そういうことだったのか……。あんな汚いものまで飲まされて、希実さん、辛かっただろうな」
祐樹はまだ硬さが残っている肉棒をギュッと握り締めた。
あの朝、朝食会場で善一の隣に座らされていた希実の姿を思い出す。顔色が悪く、大人しく座っていた希実。おそらく心も身体もボロボロだったに違いない。
「それを知らずに僕は――」
祐樹は、欲望のままに希実を求めた自分が情けなかった。
夜、希実さんはどんな気持ちで僕に抱かれたのだろうか。辛かったと思う。それでも僕のことを思って応じてくれた。そんな優しい希実さんに僕はさらに鞭を打つような質問をしたんだ。
――気持ちよかった? 三河屋さんとして、気持ちよくなっちゃった?
僕は馬鹿だ。本当に馬鹿だ。
「希実さん、ごめんね……」
祐樹の目から涙が溢れ出した。そのまま祐樹は声を出して泣いた。