この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人妻愛人契約
第1章 10億の借金
次の日から、希実と祐樹それに慎吾も加わり、支援者探しが始まった。

祐樹は県庁のある町まで出て、これまで取引したことのない金融機関をあたり、希実は泰三の知人を調べてあたり、慎吾はかつてのお得意さんをあたった。さらに、希実は昔の職場の知人やコスプレの友人にまであたった。

しかし、なかなか支援してくれる人は現れなかった。

日はどんどん過ぎていき、状況は厳しさを増していく。次第に3人の中に徒労感が広がっていった。

「なにをしけた顔してるのよ。まだ一週間しか経ってないじゃない」

夕方、事務所のソファで、ぐったりしている男二人に希実が発破をかけた。

「そうは言ってもさあ。こう断られてばかりじゃ、心が折れるよ」祐樹が愚痴ると、慎吾も、「私も歳のせいですかねえ。腰が痛くて」とぼやいた。

「まったく二人とも、男のくせに根性ないな」

希実はスクッと立ち上がると、奥へ行き、トレイを持って戻ってきた。

「さあ、これでも食べて、元気出して」

祐樹と慎吾の目の前に黄色いカップを置いた。
/346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ