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人妻愛人契約
第9章 恋人たちの思い出~夏、浴びせられた欲望
編集してあるので動画を見ている祐樹には10分程度だがタイムコードはもう1時間が経っていた。
「これで最後にしましょう」
そう言って善一はキャラを闇の帝王マルムに変えた。シードの首領。サブストーリーも含めて本編を完全クリアしないと使えないキャラだ。
「マルムが使えるんですか。三河屋さんも相当やり込んだんですね」
希実が関心すると
「まあね」
善一はニヤリと笑った。
「でもマルムはずるいですよ」
希実は渋った。というのもマルムは本編のラスボスで能力値が他のキャラよりも高く設定されているからだ。特に守備力がべらぼうに高く、攻撃がヒットしてもほとんどライフを削ることができない。
「いいじゃないですか。一度くらい勝たせてくださいよ」
善一に頼み込まれ、希実は渋々OKを出した。
スリー、ツー、ワン、ゴー!
バトルが始まった。希実は果敢に攻めたが、ヒットしてもライフ値がほとんど減らない。善一のマルムは余裕で攻撃を受けて攻めてくる。希実のリナは必死によけながら斬撃を繰り出した。
長い戦いになった。希実のコントローラー裁きが巧みなこともあり、なかなか両者のライフが減らない。それでも徐々にマルムのライフが少なくなっていった。
「え?」
途中から善一が焦り出した。必死に必殺技ブラックホールを繰り出してくる。だが希実は見切っていた。リナがさっと身を交わし、雷撃で反撃する。
10分後ようやく勝負に決着がついた。リナがサンダーストームを繰り出し、マルムをKOしたのだ。
「やったー!」
希実が本当に嬉しそうに歓声を上げた。
「まいったなあ」
善一は悔しそうに顔を顰めた。
「希実さんは本当に強い」
そう言うと、善一はコントローラーを投げ出し、いきなり希実を抱きしめた。
「え……」
一瞬で希実の顔から笑顔が消えた。
「ゲームでは負けましたが、こっちでは負けませんから……」
善一は紺色のワンピースの上から乳房を揉みながら唇を重ね、舌を希実の口の中に突っ込んできた。
「んんっ……」
希実は身を強張らせ抵抗しようとしたが、それもほんのわずかな間だった。自分から身体の力を抜き善一を受け入れていった。遠慮がちにではあったが、舌を絡め、口を吸い返した。
そのまましばらくソファの上で恋人同士のような抱擁を交わしたあと、二人は裸になりベッドへと移っていった。
「これで最後にしましょう」
そう言って善一はキャラを闇の帝王マルムに変えた。シードの首領。サブストーリーも含めて本編を完全クリアしないと使えないキャラだ。
「マルムが使えるんですか。三河屋さんも相当やり込んだんですね」
希実が関心すると
「まあね」
善一はニヤリと笑った。
「でもマルムはずるいですよ」
希実は渋った。というのもマルムは本編のラスボスで能力値が他のキャラよりも高く設定されているからだ。特に守備力がべらぼうに高く、攻撃がヒットしてもほとんどライフを削ることができない。
「いいじゃないですか。一度くらい勝たせてくださいよ」
善一に頼み込まれ、希実は渋々OKを出した。
スリー、ツー、ワン、ゴー!
バトルが始まった。希実は果敢に攻めたが、ヒットしてもライフ値がほとんど減らない。善一のマルムは余裕で攻撃を受けて攻めてくる。希実のリナは必死によけながら斬撃を繰り出した。
長い戦いになった。希実のコントローラー裁きが巧みなこともあり、なかなか両者のライフが減らない。それでも徐々にマルムのライフが少なくなっていった。
「え?」
途中から善一が焦り出した。必死に必殺技ブラックホールを繰り出してくる。だが希実は見切っていた。リナがさっと身を交わし、雷撃で反撃する。
10分後ようやく勝負に決着がついた。リナがサンダーストームを繰り出し、マルムをKOしたのだ。
「やったー!」
希実が本当に嬉しそうに歓声を上げた。
「まいったなあ」
善一は悔しそうに顔を顰めた。
「希実さんは本当に強い」
そう言うと、善一はコントローラーを投げ出し、いきなり希実を抱きしめた。
「え……」
一瞬で希実の顔から笑顔が消えた。
「ゲームでは負けましたが、こっちでは負けませんから……」
善一は紺色のワンピースの上から乳房を揉みながら唇を重ね、舌を希実の口の中に突っ込んできた。
「んんっ……」
希実は身を強張らせ抵抗しようとしたが、それもほんのわずかな間だった。自分から身体の力を抜き善一を受け入れていった。遠慮がちにではあったが、舌を絡め、口を吸い返した。
そのまましばらくソファの上で恋人同士のような抱擁を交わしたあと、二人は裸になりベッドへと移っていった。