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人妻愛人契約
第9章 恋人たちの思い出~夏、浴びせられた欲望
「うッ……あ、あんッ……そこはダメっ……」

最初の夜と同じように善一は口と手を全身に這わせ、希実を責めた。

イキそうになってもイカせない、猫が捕まえた鼠をいたぶるようないやらしい愛撫。希実は辛そうに歯を食い縛り、腰をのたうたせている。

この日、善一は特に女性の大事なアソコを入念に舐めた。指も使いながら、じっくりと。ねっとりと。

1時間経ってもやめようとしない。善一の口も手も希実が吐き出す愛液でベチョベチョになっていた。希実の白い肌にも薄っすらと汗が滲んでいる。

「ああ、もう――」さすがに焦れたのか、希実がねだるように腰を揺すった。「お願いですから……」しっとりと潤んだ明るい茶色の瞳を善一に向けて訴えた。

「入れて欲しいんですか?」

希実の股間から顔を上げて善一が尋ねると、希実は壊れた人形のように何度も頷いた。

「フフフ、いいでしょう」

善一は身体を起こすと、見事なまでに硬く反り返った極太の肉棒にコンドームを被せた。

「いきますよ」

尖端をジュクジュクになった秘孔に当て、一気に希実の身体を貫く。

「あ、ああああ――ッ!」

希実は背中をのけ反らし、腰をガクガクと震わせた。太腿の筋肉が痙攣している。

どうやら挿入しただけでイッてしまったようだ。

「もうイッちゃいましたか。今日は何回イケるか楽しみですね」

善一は微笑むと、希実を抱きしめ、腰の律動を開始した。

「あッ、あッ、あッ……」

希実も善一にしがみつき、腰を上下に揺すって応えていた。
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