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人妻愛人契約
第9章 恋人たちの思い出~夏、浴びせられた欲望
「全部入りましたね」善一は嬉しそうに言って、希実を抱きしめた。「苦しくないですか?」耳元に唇を寄せて尋ねた。

「大丈夫です……」

目を閉じたまま希実は答えた。

「希実さんを感じます……うねるように締め付けてくる……気持ちいいです」

「わたしも三河屋さんを感じます……奥に当ってる……気持ちいい……」

そのまま二人は唇を重ねた。貪るように口を吸い合った。希実は自分から積極的に舌を絡め、善一の唾液を啜り上げている。

キスをしたまま善一が手をスカートの中に潜らせた。キュッと締まった丸いお尻を気持ちよさそうに撫で回す。

「ううんッ……」

割れ目に沿って手が奥へと滑り、指がお尻の穴に触れた。

希実の身体がビクッと震えた。

「そこは嫌……」

希実が眉を顰めた。

「わかりました。これ以上はしませんから」

善一は答えたが、手をお尻から離さなかった。マッサージをするようにやんわりと指で大事な穴をいじっていた。

「そろそろ動きますよ」

善一が腰を突き上げるように動かし始めた。

「あッ、あッ……」

希実の身体が弾むように上下に動き、水色のスカートがフワリフワリと舞う。

「気持ちいいです、希実さん……すごく気持ちいい……」

善一がうっとりとした表情で言った。

「ハッハッハァ……三河屋さん、わたしも……」

希実も気持ちよさそうに美しい額に皺を寄せている。
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