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人妻愛人契約
第10章 恋人たちの思い出~秋、溺れゆくカラダ
「深田さん、開発費用はどのくらいかかるでしょうか」
「それぞれの旅館のシステムを見てみないとわかりません。そのうえで見積もりをつくらないと」
「では、さっそく見積もりをお願いします。システム部の人間には協力するよう私から言っておきますから。少し値が張っても構いません、いいシステムを頼みますよ。来週またお会いしましょう」
「わかりました」
祐樹が席を立ち、会議室を出て行く音が聞こえた。
希実と善一が立ち上がった。
「あんまりです」
希実は涙を流しながら恨めしそうに善一の顔を見た。
「でも気持ちよかっただろう」
善一は、希実を抱きしめると、唇を重ねた。希実は顔を振って抵抗したが、善一に無理やり口を奪われると、こんどは逆に自分のほうから積極的に吸い返していた。
「もう1回やろうか」
善一が言うと、希実は諦めたように静かに瞳を閉じた。
二人は、そのままもつれ合いながらソファーの上に倒れていった――。
「それぞれの旅館のシステムを見てみないとわかりません。そのうえで見積もりをつくらないと」
「では、さっそく見積もりをお願いします。システム部の人間には協力するよう私から言っておきますから。少し値が張っても構いません、いいシステムを頼みますよ。来週またお会いしましょう」
「わかりました」
祐樹が席を立ち、会議室を出て行く音が聞こえた。
希実と善一が立ち上がった。
「あんまりです」
希実は涙を流しながら恨めしそうに善一の顔を見た。
「でも気持ちよかっただろう」
善一は、希実を抱きしめると、唇を重ねた。希実は顔を振って抵抗したが、善一に無理やり口を奪われると、こんどは逆に自分のほうから積極的に吸い返していた。
「もう1回やろうか」
善一が言うと、希実は諦めたように静かに瞳を閉じた。
二人は、そのままもつれ合いながらソファーの上に倒れていった――。