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人妻愛人契約
第10章 恋人たちの思い出~秋、溺れゆくカラダ
「中に出しますけど、いいですよね」

希実は顔をブルブルと左右に振った。

「え、何ですか? 聞き取れなかったですが」

スピーカーから祐樹の声が聞こえてきた。

「あ、すみませんでした。写真のことです。私も撮ったんですが、希実さんの写真を組合のホームページの中に出したいと思いましてね。きれいに撮れたもんですから……ハァハァ……中に出してもいいですかね?」

善一は腰のグラインドを大きくして、希実の子宮をズンズンと突き上げていた。

「それはかまいませんが……」

「ありがとうございます。いやあ、深田さんの許可が頂けて最高に嬉しいですよ。早速手配しましょう。ではこれで」

善一が電話を切った。

「亭主から許可をもらったぞ。たっぷり中に出してやるからな」

嬉しそうに言うと、スマホを放り出し、片方の腕を希実の太腿の間に捩じり込んだ。希実の足を持ち上げ、片足立ちにすると、自らの腰をドリルのように激しく動かし、ラストスパートかけた。

「いやああああっ!」希実が悲鳴を上げた。「やめてっ! お願いっ!」上半身が崩れ落ちそうになりながら必死に叫ぶ。

しかし、善一の動きはとまらない。顔を鬼のように真っ赤にし、狂ったように腰を動かし続けている。

「ハァハァ……いくぞっ、希実っ……出すぞっ!」

陰嚢が下腹部にキューッと張りつき、肉棒がひと際大きく膨らんだ。

「お願いっ、外にっ……外に出してっ!」

希実が顎を突き出すように喉をのけ反らした。

「ああ、イクッ!」

善一が最後とばかりに腰を突き出し、動きを止めた。肉棒の根元が痙攣し、尖端から男の欲望が勢いよく迸った。希実の子宮を叩く。

「あ、ああッ! イクぅぅぅぅぅ――ッ!」

希実の全身が電気が走ったように激しく痙攣した。搾り取ろうとするように襞肉がギューッと収縮し、肉棒を締め付ける。

「おおッ、気持ちいい~ッ!」

善一は恍惚とした表情で身体を震わせた。
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