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人妻愛人契約
第10章 恋人たちの思い出~秋、溺れゆくカラダ
そのまま二人は、身体を繋げたまま崩れるように床に倒れていった。

「あッ、ああああッ……」

希実は、うっとりと目を閉じ、身体を震わせ、続けざまに起こる善一の発作を受けていた。美しい長い睫毛がピクピクと痙攣している。

「そんなに気持ちいいのか。まだ俺のモノを締め付けてくるぞ」

善一は希実を抱きしめると、口を吸った。希実は、拒否することなく、口を吸い返していた。

「希実、これでわかっただろう、俺に逆らおうとしても無駄ってことが。お前はもう俺のものなんだ。これからは素直に俺の言うことを聞くんだ。いいな」

希実は目を閉じたまま頷いた。目尻に薄っすらと涙が滲んでいた。

「抜くぞ」

筋肉の痙攣が治まると、善一は身体を起こし、希実の身体から肉棒を抜いた。ぽっかり空いた穴から善一が放出した精液が大量に溢れ出し、床に流れていった。

「こんなに出たか」

嬉しそうに言いながら、脇に落ちていた網タイツを拾い、刀に付いた血を拭うようにそれで肉棒を拭った。

「今日の記念にこれはもらっておこう」

ガハハハ。善一は地の底から響くような大きな声で笑った。
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