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人妻愛人契約
第11章 恋人たちの思い出~冬、電話の向こうで
身体の震えが治まると、善一が、そのまま入れてくれ、と言った。

希実は頷くと、身体を起こし、善一と向き合う形に戻り、腰の辺りを跨いで膝立ちになった。唾液をたっぷりと纏った肉棒を掴み、尖端を自らの秘孔に当てると、ゆっくりと腰を下ろしていった。

どす黒い巨大な肉棒が、希実のピンク色の秘肉に飲み込まれていく。

「ああっ……」

希実は美しい眉を八の字にして、気持ち良さそうに口を開いて喘ぎ声を上げた。

希美のお尻が善一の身体の上に着地した。毛のないスベスベの下腹部が、善一の下腹部に完全に密着している。そのまま希実は、善一のぽっこりしたお腹に両手をついて、腰を前後に揺らし始めた。

「気持ちいい?」

希実が善一に聞いた。

「ああ、先っぽが子宮に擦られて、とっても気持ちいいよ」

善一は目を細めた。

「わたしも気持ちいい」希実が動きを少しずつ大きくしていった。「あっ……あんっ……気持ちいい……とっても気持ちいいのっ……」美しい顔を顰めて、大きなよがり声を上げる。

「ここもいじってやろうか」

善一の手が希実の胸に伸びた。乳房を鷲掴みにして揉み上げ、硬く尖った乳首を摘まむ。

「あん、それダメっ……また変になっちゃうっ……」

「いいよ。もっと変になれ」

希実の動きに合わせるように善一が腰を突き上げ始めた。希実のスラリとした身体が鞠のように大きく弾む。乳房がユサユサと上下に揺れる。

「ハァハァ……ダメ、ダメ、ダメ……イッちゃう……」

希実は目をギュッとつぶり、頭を大きく左右に振った。

「おお、締まるっ……ハァハァ……俺もイキそうだ。一緒にイクぞ……」

善一が顔を赤くして腰の動きを大きくする。希実は頷くと、善一の動きに合わせるように腰を上下に動かした。

パンパンパン……。希実の引き締まったお尻が善一の下腹部に勢いよく当たる。

「ハァハァ……ダメっ……イッちゃう、イッちゃう……イク、イク、イク……」

希実が顎を突き出し、叫び声を上げた。

「俺もイクっ……出すぞっ……」

応えるように善一が唸り声を上げた。

二人が一緒に頂上に向かって駆け出した、そのときだった。枕元に置いてあった希実のスマホが鳴った。
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