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人妻愛人契約
第12章 恋人たちの思い出~春、被虐の悦楽
「どれ、沙耶にも希実の身体に挨拶をさせてやろう」

善一は肉棒を抜いた。四つん這いになっている希実を背後から抱き起こすと、肩を押さえて腕を動かせないようにしながら、両膝の裏に手を添えて抱きかかえ、幼い子におしっこをさせるときのように両足を大きく開いた。

「こんなの嫌っ、離してっ」

希実は身体を揺すってもがいたが、善一の巨体はびくともしない。笑いながら身体の正面を沙耶に向けた。

「ありがとうございます」沙耶は礼を言うと、顔を希実に向けて口元に淫靡な笑みを浮かべた。「希実さん、女同士、仲良くしましょうね」ほっそりした手を希実の毛のない割れ目に向けていく。

「触らないでっ。あなたにそんなことされるのなんて絶対イヤっ」

希実は、身体を必死によじって何とか逃げようとしたが、善一は離してくれない。沙耶は希実のもがく姿を嬉しそうに見ながら、ふっくらした白い丘に走る一本の筋をなぞるように指を滑らした。

「ああっ……」

希実が腰をガクガクと震わせた。

「スベスベですね。素敵」

沙耶は顔を近づけると、唇を尖らせ秘唇にキスした。

「イヤ――っ」

希実が悲鳴を上げた。沙耶の唇を引き離そうとするように腰を激しく上下に揺する。しかし、沙耶は離れない。指で割れ目を拡げて、左右の土手に舌を這わせたり、ビラビラを唇で挟んだりしでいる。

急いで敏感なところに触れたりしない、女性らしい優しく、丁寧な愛撫。ジワジワと希実の官能が高められていく。

しばらくすると、力尽きたように希実は大人しくなっていった。

「フフッ」

沙耶は微笑むと、本格的に希実への愛撫を開始した。舌先を尖らせ、ビラビラや膣穴、おしっこの穴、さらにはお尻の穴までレロレロと絶妙な柔らかさで舐め上げる。

「そこはイヤっ、やめてっ」

希実は、けたたましい叫び声を上げて腰を揺すった。

だが沙耶がやめるわけがない。ねちっこく希実の反応を味わいながら、感じるところを確かめるように舐め続ける。少しピンクの入った赤色の口紅を塗った唇が希実の愛液でしっとりと濡れ、艶々と輝いている。
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