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人妻愛人契約
第12章 恋人たちの思い出~春、被虐の悦楽
「なに!?」

希実が閉じていた目を開いた。

善一は希実のもう片方の腕も頭の上に持ち上げると、手錠を掛けた。

手錠はベッドのフレームと革のベルトでつながれている。希実は両方の腕をベッドに拘束された。

「ちょっと。何するのよ」

希実が不安そうな表情で善一を見た。

「リナがダンの目の前でフリオに犯される場面があるだろう。あれを一度、再現してみたいと思ってたんだ」

善一は、希実の下半身に回ると、ほっそりした足首を掴んだ。ベッドの脚から伸びている黒い革ベルトを引っ張り出し、括りつける。

「いやよっ、やめてっ、解いてっ」

希実は、必死に足を動かしたが、善一の力には敵わない。もう片方の足首も革のベルトで括られた。

希実は、リナの姿のままベッドの上に大の字に拘束されてしまった。逃げようと必死に身体を動かしていたが、それぞれのベルトがピンと張るだけで、起き上がることすらできない。

悶えるたびに、V字に深くカットされた胸元から半分見える白い乳房が揺れる。黒いミニスカートの下に白いレオタードに包まれた超ハイレグの股間がチラチラ見える。太腿まである透け透けのストッキングはトップにセクシーなレースの飾りのついた黒。男心をそそらずにはおかない光景だった。

「いい眺めだ、リナ・エスペランサ」

善一はズボンと下着を脱いだ。弾けるように硬く反り返った肉棒が飛び出した。

肉棒をしごきながら、空いている方の手を希実の胸元に差し込み、乳房を揉んだ。

「うっ……」

希実が美しい顔を顰めた。

「このままやってもいいんだが、その前に……」

フフフ。善一はサイドボードの引き出しを開けて、濃いピンク色をした15センチくらいの棒のようなものを取り出した。

「こんなものを用意した」

手にしたモノを希実の鼻先に突き付けた。

女性の小物を思わせる柔らかいデザインだったが、紛れもなく大人のオモチャだ。

膣壁を擦り上げるために尖端部分がふっくらと膨らんでいる。根元の部分の楕円型の皿には、敏感な蕾を責めるためにタコの吸盤のような丸い口が付いていた。
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