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人妻愛人契約
第14章 消せない記憶
一方、夫婦生活ということでは、必ずしも順調とは言えなかった。
あれからほぼ毎晩のように祐樹は希実を抱き、子づくりに励んだ。希実の豊かな身体の欲求を満たしてやろうと頑張った。
しかし、何度抱いても希実は小さな頂上を迎えても、善一が与えたような大きな頂上まで昇りつめることはなかった。
祐樹は焦った。しかし、焦りがストレスになったのか、ある日、祐樹は中折れしてしまった。ピストン運動をしているうちに、肉棒が柔らかくなってしまったのだ。
「あれ、おかしいな……」
ズルッと希実の身体から抜けてしまった肉棒を祐樹は手でしごいた。しかし、いくらしごいても肉棒は硬くならない。焦れば焦るほど、柔らかくなっていく。
「どうしたの?」
異変に気付いた希実が心配そうな表情で顔をもたげた。
「ごめん。柔らかくなっちゃったんだ。さっきまで硬かったのに……」
「わたしに見せて」
希実は起き上がって、肉棒をしごいてくれた。それでもダメだとわかると、口でしゃぶってくれた。しかし、祐樹の肉棒は硬くならなかった。
「今日はやめておきましょ。きっと疲れてるのよ。いろいろあったから」
希実が言った。
「そうだね」
祐樹もしぶしぶ諦めた。
これを経験してから祐樹は次も中折れするのではないかと不安になった。なんとか中折れする前に射精したいと思った。すると、どうしても挿入してから射精までの時間が短くなる。次はがまんしなくちゃと思ってがんばろうとすると、今度は中折れしてしまう。そしてその次は中折れが不安になって、早く射精しようとする……。
負のスパイラル。
祐樹は、希実を大きな頂上に昇りつめさせるどころか、小さな頂上すら昇らせることができなくなってしまった。
「希実さん、ごめんね」
祐樹が肩を落として言うと、希実は優しく祐樹を抱きしめてくれた。
「大丈夫よ。祐樹がそばにいてくれるだけで、わたしは幸せなんだから」
希実は祐樹の身体を気遣うように微笑みながら言ってくれた。
あれからほぼ毎晩のように祐樹は希実を抱き、子づくりに励んだ。希実の豊かな身体の欲求を満たしてやろうと頑張った。
しかし、何度抱いても希実は小さな頂上を迎えても、善一が与えたような大きな頂上まで昇りつめることはなかった。
祐樹は焦った。しかし、焦りがストレスになったのか、ある日、祐樹は中折れしてしまった。ピストン運動をしているうちに、肉棒が柔らかくなってしまったのだ。
「あれ、おかしいな……」
ズルッと希実の身体から抜けてしまった肉棒を祐樹は手でしごいた。しかし、いくらしごいても肉棒は硬くならない。焦れば焦るほど、柔らかくなっていく。
「どうしたの?」
異変に気付いた希実が心配そうな表情で顔をもたげた。
「ごめん。柔らかくなっちゃったんだ。さっきまで硬かったのに……」
「わたしに見せて」
希実は起き上がって、肉棒をしごいてくれた。それでもダメだとわかると、口でしゃぶってくれた。しかし、祐樹の肉棒は硬くならなかった。
「今日はやめておきましょ。きっと疲れてるのよ。いろいろあったから」
希実が言った。
「そうだね」
祐樹もしぶしぶ諦めた。
これを経験してから祐樹は次も中折れするのではないかと不安になった。なんとか中折れする前に射精したいと思った。すると、どうしても挿入してから射精までの時間が短くなる。次はがまんしなくちゃと思ってがんばろうとすると、今度は中折れしてしまう。そしてその次は中折れが不安になって、早く射精しようとする……。
負のスパイラル。
祐樹は、希実を大きな頂上に昇りつめさせるどころか、小さな頂上すら昇らせることができなくなってしまった。
「希実さん、ごめんね」
祐樹が肩を落として言うと、希実は優しく祐樹を抱きしめてくれた。
「大丈夫よ。祐樹がそばにいてくれるだけで、わたしは幸せなんだから」
希実は祐樹の身体を気遣うように微笑みながら言ってくれた。