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人妻愛人契約
第14章 消せない記憶
「はあ……はあ……はあ……」
身体の発作が治まると、祐樹は椅子の背もたれに、ぐったりと背中をあずけた。床に白く濁った液体が小さな水たまりをつくっていった。
画面の中では、ちょうど善一が希実の身体から肉棒を抜くところだった。ぽっかり空いた秘孔から大量の黄色味がかった精液が溢れ出し、希実のお尻を伝って、ベッドに零れていった。
祐樹は動画を止めた。快感の余韻に浸りながら、ファイル名が並ぶ画面をボーっと見ていた。
――身体に刻まれた快楽の記憶というものは、なかなか消えないものですよ。それが強ければ強いほどね。
善一の言葉が頭の中に蘇ってきた。
快楽の記憶を刻まれたのは希実さんだけじゃない。僕もだ――。
祐樹は、はじめて自分が異常な性欲に目覚めてしまったことを自覚した。哀しかった。目から涙が溢れてきた。
でも身体の興奮は消えない。肉棒は硬く反り返ったまま、もっと見たいと言っていた。
祐樹は、マウスを動かすと、9月の動画をクリックした。
ソファーの背に手をついた希実が、立ったまま後ろから犯される映像を見ながら、再び肉棒をしごいた。
身体の発作が治まると、祐樹は椅子の背もたれに、ぐったりと背中をあずけた。床に白く濁った液体が小さな水たまりをつくっていった。
画面の中では、ちょうど善一が希実の身体から肉棒を抜くところだった。ぽっかり空いた秘孔から大量の黄色味がかった精液が溢れ出し、希実のお尻を伝って、ベッドに零れていった。
祐樹は動画を止めた。快感の余韻に浸りながら、ファイル名が並ぶ画面をボーっと見ていた。
――身体に刻まれた快楽の記憶というものは、なかなか消えないものですよ。それが強ければ強いほどね。
善一の言葉が頭の中に蘇ってきた。
快楽の記憶を刻まれたのは希実さんだけじゃない。僕もだ――。
祐樹は、はじめて自分が異常な性欲に目覚めてしまったことを自覚した。哀しかった。目から涙が溢れてきた。
でも身体の興奮は消えない。肉棒は硬く反り返ったまま、もっと見たいと言っていた。
祐樹は、マウスを動かすと、9月の動画をクリックした。
ソファーの背に手をついた希実が、立ったまま後ろから犯される映像を見ながら、再び肉棒をしごいた。