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人妻愛人契約
第2章 三河屋
しかし、それからが大変だった。どちらも要領がわからないから、うまく入らない。逸る祐樹は、堪えきれず暴発してしまった。
「ごめんね」
希実の下腹部を汚してしまい、泣きそうな顔をして謝ると、
「しかたないわよ。誰だって初めてのことは、うまくいかないのが普通だから」
いつも通りの落ち着いた口調で、希実は優しく慰めてくれた。
しかし、結果的には、暴発したのが良かったのかも知れない。祐樹の逸る気持ちが治まり、心に余裕が生まれた。身体が回復すると、希実の手に導かれながら、二人は一つになることができた。
入った瞬間、祐樹は輪ゴムが弾けるのを感じた。
「ん――っ!」
希実は、美しい眉間に皺を寄せ、苦痛と喜びの混ざったような複雑な表情をした。
祐樹の身体は、経験したことのない暖かく柔らかいものに包み込まれていた。時折、呼吸をするようにギュッと締め付けてくる。それがとても気持ちよかった。
でも、希実は違うようだ。目じりから涙を零している。
「痛い?」
「うん、ちょっと痛い。でも、大丈夫」
祐樹は、なるべく希実の負担にならないよう腰をゆっくりと動かした。そして、そのまま希実の中で果てた。
「ごめんね」
希実の下腹部を汚してしまい、泣きそうな顔をして謝ると、
「しかたないわよ。誰だって初めてのことは、うまくいかないのが普通だから」
いつも通りの落ち着いた口調で、希実は優しく慰めてくれた。
しかし、結果的には、暴発したのが良かったのかも知れない。祐樹の逸る気持ちが治まり、心に余裕が生まれた。身体が回復すると、希実の手に導かれながら、二人は一つになることができた。
入った瞬間、祐樹は輪ゴムが弾けるのを感じた。
「ん――っ!」
希実は、美しい眉間に皺を寄せ、苦痛と喜びの混ざったような複雑な表情をした。
祐樹の身体は、経験したことのない暖かく柔らかいものに包み込まれていた。時折、呼吸をするようにギュッと締め付けてくる。それがとても気持ちよかった。
でも、希実は違うようだ。目じりから涙を零している。
「痛い?」
「うん、ちょっと痛い。でも、大丈夫」
祐樹は、なるべく希実の負担にならないよう腰をゆっくりと動かした。そして、そのまま希実の中で果てた。