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人妻愛人契約
第3章 初めての夜
「では、今度、ちゃんと考えてみましょうか。ところで、希実さんは、どんなコスプレをしてたんですか?」
「ゲームに出てくるキャラクターです」
「どんなゲーム?」
「言っても知らないと思いますよ。リーブスゼータっていうゲームです」
「ほお、あのアクションRPGですか」
「え、ご存じなんですか?」
希実は、意外というような顔で善一を見た。
「もちろん知ってます。大ヒットしましたから。あれはストーリーといい、グラフィックといいかなり大人向けの作品でしたね。最終戦争後の荒廃した世界を舞台に、遺伝子操作で人類の支配を目論む組織が、えーと、確か……シグマでしたっけ……」
「シードです」
「そうそうシード。それに対抗して自由を求めて戦う若者たちの組織がリーブスでしたね」
「そうです。よくご存じですね」
「こう見えてゲーマーでね。あれも結構やりこみました。でも難しかったですね。続編が出たでしょう。あっちは途中で諦めました」
「それ正解です。原作者がノイローゼになっちゃったみたいで、2は話が暗くて。わたしは一応コンプリートしましたが、2回目はできなかったですね」
自分の好きな話だけに、今までと違って希実の舌も滑らかだ。
「ゲームに出てくるキャラクターです」
「どんなゲーム?」
「言っても知らないと思いますよ。リーブスゼータっていうゲームです」
「ほお、あのアクションRPGですか」
「え、ご存じなんですか?」
希実は、意外というような顔で善一を見た。
「もちろん知ってます。大ヒットしましたから。あれはストーリーといい、グラフィックといいかなり大人向けの作品でしたね。最終戦争後の荒廃した世界を舞台に、遺伝子操作で人類の支配を目論む組織が、えーと、確か……シグマでしたっけ……」
「シードです」
「そうそうシード。それに対抗して自由を求めて戦う若者たちの組織がリーブスでしたね」
「そうです。よくご存じですね」
「こう見えてゲーマーでね。あれも結構やりこみました。でも難しかったですね。続編が出たでしょう。あっちは途中で諦めました」
「それ正解です。原作者がノイローゼになっちゃったみたいで、2は話が暗くて。わたしは一応コンプリートしましたが、2回目はできなかったですね」
自分の好きな話だけに、今までと違って希実の舌も滑らかだ。