この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人妻愛人契約
第3章 初めての夜
祐樹は泣きそうになるのを堪えながら、「それでは、僕はこれで」と立ち上がった。廊下に出ると、振り返り、善一に向かって、「希実をよろしくお願いします」と頭を下げた。

善一は立ち上がると、「わかりました。任せてください」と言い、何を思ったのか、祐樹に向かって腹を突き出し、浴衣の裾をかき分けた。

祐樹の身体が固まった。目が大きく開いていく。

「どうしたの?」

希実も立ち上がり、祐樹の視線を追って善一を見た。

「あっ!」

希実の顔が赤く染まった。善一は下着を着けておらず、巨大な肉棒が天を睨むように聳え立っていたのだ。

長さは20センチ近くあるだろうか。太さも普通の人のものよりも二回り以上太い。ゴルフボールくらいありそうな先端部分は、エラが大きく張り出し、カリ首の高さも相当なものだ。しかも、かなり使い込んでいるらしく、色は、ほとんど黒と言っていい赤紫に変色している。

善一は、祐樹に向かって誇示するように、もう一度下腹を突き出し、ニヤリと卑猥な笑みを浮かべた。

あんな大きなモノがこれから希実さんの身体の中に入るのか――。

祐樹の心の中にこれまで感じたことのない不安が広がっていった。顔色がどんどん蒼くなっていく。

そんな祐樹を心配そうに希実は見ていた。

「祐樹……」

希実が名前を呼んだ。

「希実さん――」

祐樹が震える声で応え、希実を見つめた。

二人の視線が絡み合う。

それを断ち切るように沙耶が襖を閉めていく。

カタン――。

祐樹の視界から希実の姿が消えた。

「では、祐樹さん、まいりましょうか」

沙耶に手を引かれ、祐樹は玄関を出た。
/346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ