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人妻愛人契約
第4章 移りゆく季節の中で~夏、悪い夢
3日後、希実は、可愛らしい薄い水色の生地に桜をあしらった浴衣を着て、善一のところに出かけたが、前回と同じようにすぐに戻ってきた。
「まったく! また仕事だって!」
前回以上に怒っている。
「また延期になったの?」
「そうなのよ! 3日後に来てくれって! しかもまた沙耶さんから言われたのよ! 本当に頭にきちゃう!」
あまりの剣幕に祐樹はタジタジとなった。
「わたしにだってわたしの都合っていうものがあるの! それがあいつ全然わかってないのよ!」
目が泣きそうになっていた。
「いっそのこと、今月はなしにしたら」
「わたしもそうしようと思っているところ!」
希実は履物を脱ぐと、プンプンしたまま奥へ消えた。
その夜、めずらしく希実のほうから求めてきた。
「祐樹、お願い……」
「したいの?」
祐樹が聞くと、恥ずかしそうに頬を赤くして頷いた。
抱きしめて、股間を触ると、しっとりと濡れている。
祐樹は、口を吸いながら、指を動かし、希実の身体が受け入れるのに十分な状態にしてから硬くなったモノを挿入した。
「ああ――ッ」
希実は、めずらしく大きな喘ぎ声を上げた。
「お願い、もっと強く……」
祐樹に抱きつき、せがんできた。こんなの初めてだ。
「わかった。いくよ」
祐樹は思い切り腰を振った。
「あ、あんッ……祐樹……もっと……」
希実は、祐樹の動きに合わせて、腰を激しく突き上げてきた。キュッキュッと締め付けてくるのが、すごく気持ちいい。
射精感が込み上げてくる。
まだだ――。
祐樹は懸命に堪えたが、我慢できなかった。
「ごめんっ、希実さんっ、出るっ!」
祐樹は希実の中に放出した。
「ああ……」
希実は空気を漏らすような喘ぎ声を上げた。
祐樹は、はぁはぁと肩で息をしながら、希実を抱きしめた。
「ごめんね、出ちゃった」
「いいのよ、謝らなくて。気持ちよかったから」希実は背中に回した手でポンポンと祐樹の身体を叩き、「ありがとう、祐樹」と言って微笑んだ。
その笑顔は、どこか寂しそうだった。
「まったく! また仕事だって!」
前回以上に怒っている。
「また延期になったの?」
「そうなのよ! 3日後に来てくれって! しかもまた沙耶さんから言われたのよ! 本当に頭にきちゃう!」
あまりの剣幕に祐樹はタジタジとなった。
「わたしにだってわたしの都合っていうものがあるの! それがあいつ全然わかってないのよ!」
目が泣きそうになっていた。
「いっそのこと、今月はなしにしたら」
「わたしもそうしようと思っているところ!」
希実は履物を脱ぐと、プンプンしたまま奥へ消えた。
その夜、めずらしく希実のほうから求めてきた。
「祐樹、お願い……」
「したいの?」
祐樹が聞くと、恥ずかしそうに頬を赤くして頷いた。
抱きしめて、股間を触ると、しっとりと濡れている。
祐樹は、口を吸いながら、指を動かし、希実の身体が受け入れるのに十分な状態にしてから硬くなったモノを挿入した。
「ああ――ッ」
希実は、めずらしく大きな喘ぎ声を上げた。
「お願い、もっと強く……」
祐樹に抱きつき、せがんできた。こんなの初めてだ。
「わかった。いくよ」
祐樹は思い切り腰を振った。
「あ、あんッ……祐樹……もっと……」
希実は、祐樹の動きに合わせて、腰を激しく突き上げてきた。キュッキュッと締め付けてくるのが、すごく気持ちいい。
射精感が込み上げてくる。
まだだ――。
祐樹は懸命に堪えたが、我慢できなかった。
「ごめんっ、希実さんっ、出るっ!」
祐樹は希実の中に放出した。
「ああ……」
希実は空気を漏らすような喘ぎ声を上げた。
祐樹は、はぁはぁと肩で息をしながら、希実を抱きしめた。
「ごめんね、出ちゃった」
「いいのよ、謝らなくて。気持ちよかったから」希実は背中に回した手でポンポンと祐樹の身体を叩き、「ありがとう、祐樹」と言って微笑んだ。
その笑顔は、どこか寂しそうだった。