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人妻愛人契約
第5章 移りゆく季節の中で~秋、素足の魔女
「本当にお身体、大丈夫ですか?」
「騒がしくしてすみません。実は、ぜんそく持ちでしてね。こういった季節の変わり目は弱いんですよ……う、うん、うん……喉に痰が詰まって……ううん……これが出たら、スッキリするんですけどね。それで今も胸を叩いて、何とか出そうとしてるんです……ううーん……」
パンパンパン、善一が胸を叩く音が聞こえた。
なるほど、そういうことか。
「お辛そうですね。今日はここまでにしておきましょうか」
「大丈夫です。もうすぐ出そうですから。ちょっとそのまま待っててください」
善一は、「ん、ん、ん……」と身体に似合わず高い声を出して唸りだした。合わせてパンパンと胸を叩く音が大きくなる。それは次第にテンポを速めていった。
「ん、ん、んーっ……もうすぐだっ。もうすぐ出そうだっ……」
善一の切羽詰まったような声が聞こえた。パンパンパンパンパン、胸を叩く音も強くなる。
そして、「うっ! ん――ッ!」とひと際大きな唸り声が聞こえたかと思うと、それきり善一の声がしなくなった。はぁはぁと肩で息をする音だけ聞こえてくる。いかにもぜんそく持ちらしい、苦しそうな息遣いだった。
「す、すみませんでした……もう大丈夫です……やっと出ました……」善一の声が聞こえてきた。「ちょっと出たものを見てみます……健康管理のためにはこれが必要なんです……どれ……ああ、黄色だ。相当、溜まってたようだな……でも、よかった、出すことができて。最高の気分だ」
善一は、まだ息を切らせていた。
「騒がしくしてすみません。実は、ぜんそく持ちでしてね。こういった季節の変わり目は弱いんですよ……う、うん、うん……喉に痰が詰まって……ううん……これが出たら、スッキリするんですけどね。それで今も胸を叩いて、何とか出そうとしてるんです……ううーん……」
パンパンパン、善一が胸を叩く音が聞こえた。
なるほど、そういうことか。
「お辛そうですね。今日はここまでにしておきましょうか」
「大丈夫です。もうすぐ出そうですから。ちょっとそのまま待っててください」
善一は、「ん、ん、ん……」と身体に似合わず高い声を出して唸りだした。合わせてパンパンと胸を叩く音が大きくなる。それは次第にテンポを速めていった。
「ん、ん、んーっ……もうすぐだっ。もうすぐ出そうだっ……」
善一の切羽詰まったような声が聞こえた。パンパンパンパンパン、胸を叩く音も強くなる。
そして、「うっ! ん――ッ!」とひと際大きな唸り声が聞こえたかと思うと、それきり善一の声がしなくなった。はぁはぁと肩で息をする音だけ聞こえてくる。いかにもぜんそく持ちらしい、苦しそうな息遣いだった。
「す、すみませんでした……もう大丈夫です……やっと出ました……」善一の声が聞こえてきた。「ちょっと出たものを見てみます……健康管理のためにはこれが必要なんです……どれ……ああ、黄色だ。相当、溜まってたようだな……でも、よかった、出すことができて。最高の気分だ」
善一は、まだ息を切らせていた。