この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人妻愛人契約
第5章 移りゆく季節の中で~秋、素足の魔女
夕方、イベントが終わると、希実は祐樹に愛未を預け、後片付けのために旅館組合の事務所に戻っていった。

「ご飯までに戻ってくるから」

そう言って出掛けていったが、7時を回っても希実は帰ってこなかった。愛未もお腹を空かしてる。しかたなく祐樹は愛未と一緒に先に夕飯を取ることにした。

ちょうど食べ終わった頃、電話が鳴った。出ると、善一だった。

「徳本ですが、希実さんはいますか? スマホにかけても出ないものですから」

「あ、三河屋さんですか。希実は、ハロウィンの片付けで旅館組合の事務所に行って、まだ帰ってきてないですけど」

「え、まだ片付けをやってるんですか。それは申し訳ないな……」

はぁはぁはぁ、喘息の発作が出ているのか、善一は息を切らしながら言った。

「三河屋さん、またお身体の具合が悪いんですか?」

「そうなんですよ。ここのところ朝晩冷えるでしょう。それで昨日からちょっと……。そんなもんで、今日も一足先に帰らせてもらった次第です」

「そうですか。どうぞお大事になさってください」

「ありがとうございます」

はぁはぁはぁ、善一の息だけが聞こえてくる。
/346ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ