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絶対に許さないからね
第16章 絶対に許さないからね
「ね、久しぶりだし詩子もいないんだし、
銀ちゃんの好きなシチュエーションでする?」
「ん?」
セックスはふたりだけの世界。
ましてや銀ちゃんとわたしは夫婦。
せっかくの楽しい時間だから、
照れるとか恥ずかしいとか言ってないで、
自分を思い切りさらけ出して楽しまないともったいない。
銀ちゃんとわたしの言い合わせ。
決めごとのようなもの。
「昔、一緒によくAV観て、
同じようなことしたじゃない。
やってみたいシチュエーションないの?」
ほら、あるでしょう?
例えば秘密捜査官とか。
美人で知的なエリート捜査官を、
卑怯な手を使って抵抗できないようにさせ、
好きなようにいたぶりたい欲求はないのかね。
「好きなシチュエーションか。
あ、そうだ。じゃああの、
女優さんが金粉をべっとり塗られて――」
「あら、金粉?
銀粉のほうがいいんじゃないの?
銀ちゃんだけにね。
あほかっ」
銀ちゃんの好きなシチュエーションでする?」
「ん?」
セックスはふたりだけの世界。
ましてや銀ちゃんとわたしは夫婦。
せっかくの楽しい時間だから、
照れるとか恥ずかしいとか言ってないで、
自分を思い切りさらけ出して楽しまないともったいない。
銀ちゃんとわたしの言い合わせ。
決めごとのようなもの。
「昔、一緒によくAV観て、
同じようなことしたじゃない。
やってみたいシチュエーションないの?」
ほら、あるでしょう?
例えば秘密捜査官とか。
美人で知的なエリート捜査官を、
卑怯な手を使って抵抗できないようにさせ、
好きなようにいたぶりたい欲求はないのかね。
「好きなシチュエーションか。
あ、そうだ。じゃああの、
女優さんが金粉をべっとり塗られて――」
「あら、金粉?
銀粉のほうがいいんじゃないの?
銀ちゃんだけにね。
あほかっ」