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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第9章 夫人会の帰りにて

「あ、申し遅れました
私、京都から来ましたラクースという会社の者です」

京都訛りの標準語で涼やかに微笑んだ彼女は
西嶋今日子と名乗った。

「うち、日帰りやとしんどいさかいに
このホテルに部屋をとってあるんえ
よろしかっから部屋で休むとええおし」

さ、この部屋よと
抱きかかえられるように部屋に連れ込まれた。

「さあ、横にならはったらええわ」

彼女に言われなくても
ほとんど自ら進んでベッドに体を横たえた。
旅の疲れからか
ベッドに横になると睡魔が襲ってくる。

「お洋服、シワになったらいけまへんよって
脱がして差し上げるわね」

男と違って
丁寧にゆっくりと瑠璃子を下着姿にして行く。

「やっぱりエロエロジャパンさんやわ
女から見てもゾクゾクするもんを身につけていはるわ」

今日子の指先がブラジャーの縁に沿って
ツツツーと滑る。

「ノンワイヤーやのに、ここまで綺麗に乳房を保持するなんて
やはり御社の下着はええね」

ほら、ブラのカップもこんなに柔らかいしと
今日子はカップの感触を確かめるように
瑠璃子の胸をムニュムニュと揉んだ。

「ね、じっくり見させてもろてもかまへんよね?」

そう言って今日子はブラのホックを外した。

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