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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第10章 グラビアデビュー
「こ、これって…」
圭子とて初心(うぶ)なネンネじゃないので、
それが何であるかはピンときた。
だけど、圭子が知っているピンクローターはコード付きだけれど、手渡されたモノにはコードがなかった。
「コードレスだよ
それなら本番中に割れ目の中に押し込んでいてもわかりはしないよ」
「ほ、本番中に?!
これを、挿入しておけといわれるのですか?」
「そうだよ、何か不満でも?」
「別に構いませんけど…」
ディルドのようなデカイものを挿入しろと言われれば拒むところだが、こんな小さな卵を挿入するぐらいなら構わないと思った。
そう、タンポンを挿入していると思えば平気だ。
「そうかい!入れてくれるかい?
うん、うん、さすがに僕が見込んだ女だ」
さあさあ、自分で入れるなんて滑稽だろ?
僕が挿入してあげるよ
木ノ下はそう言うと
卵型のローターをペロリと舐めて唾液を付けると
圭子の下着を鼠径部から捲り上げてぐにゅっと無理やり挿入した。
「ひぁっ…!」
体の中心部に、無機質な冷たさと異物感に混じって
鈍い痛みを感じた。違和感としか思えないその感覚から逃れるように、圭子はその場へ反射的に腰を下ろした。
「別に変な物じゃないから、そんな怖がらないでいいんだよ」
不安そうな圭子に向かって安心感を与えるように、木ノ下の声は実に穏やかでベッドの中での甘い囁きのような響きがあった。
「さてと」
ただ挿入しているだけじゃつまんないよね?
木ノ下はそう言うと、ポケットに忍ばせているリモコンのボタンを押した。
「ひぁぁんっ…!」
すると、女性器の中に押し込まれた物体が
鈍く低い音を立てながら震え出した。
痛みとは違う突然の感覚に、
悲鳴にも似た声が圭子の唇から漏れた。