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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第10章 グラビアデビュー
打ち合わせが始まり
いろんなショットを撮影する事が次々と決まって行く。
この段階で、改めて浅香に同席していただいて助かったと思わずにはいられなかった。
「乳首のチラ見せぐらいは構わないでしょ?」
「いえ、それはNGです
なんてたってこれが彼女にとってのグラビアデビューなんですから、いきなりそれはやめてください」
あくまでもパンチラもしくはビキニでの撮影オンリーだと浅香が言い張ってくれたので
なんとかヌード撮影は免れた。
これが圭子一人なら、良いように言いくるめられてヘアヌードにまで発展しかねなかった。
もちろん、雑誌社としてはそれが狙いだったようで、失望をあからさまに見せていた。
「段階を踏んで彼女を露出させていきましょうよ
はじめから全てを見せたらつまんないじゃないですか。
その代わりと言ってはなんですが、
下着の提供をわが社で用意しましょう。
ご存じでしょ?わが社の下着はかなりエロチックだということを」
浅香の提案に、雑誌社のスタッフは
「いいでしょう、それで手を打ちましょう」と
下着姿でもエロエロジャパンの下着ならヌードに近いショットが撮れると互いにウィンウィンの関係を結んだ。
撮影場所も浅香が所有する石垣島の別荘にて行うこととなり、土日を利用することで浅香も撮影に同席する運びとなった。