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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第11章 入浴シーンで全裸に

別荘に向かう途中で
浅香は別荘でランチの準備をしている幸恵にスマホで連絡を入れた。

「あ、幸恵さん?
雨が降りだしたからそっちに帰ることにしたよ
それでね、お願いがあるんだけど、
大浴場に湯を入れておいてくれないか?」

- それなら、ご準備は済んでおります
どうせ、皆さんは潮風を浴びて体が不快になると予想しておりまして、朝から大浴場に湯を入れてございます -

「さすがだねえ」

そう言って誉めてあげると

- 誉め言葉よりも、態度で示していただきたいものですわ -

「そうだな。
じゃあ、東京に戻ったら可愛がってあげるよ」

そう告げると、よほど嬉しかったのか
スマホ越しにチュッっとキスをする音がした。
その音が妙に艶かしかったのと
最前まで色っぽい水着姿の圭子の体を見ていたものだから、途端に股間のモノが元気よく勃起した。

別荘に帰りつくと
幸恵さんが人数分のバスタオルを用意して玄関で待機していた。
台風の影響で撤収時にはパラパラだった雨足は
すっかり本降りになってしまい皆の体はほどよく濡れてしまっていた。

「ほんと幸恵さんは気が利くよね」

バスタオルを受け取りながら
感心しながらカメラマンの男は幸恵を舐めるように見つめていた。

その艶っぽい視線に思わず幸恵も頬を赤らめた。

「おいおい、マジで彼女を口説くつもりかい?」

「いけませんか?
だって、彼女はモロに僕のタイプの女性なんですから」

本人を目の前にして
あからさまに口説かれたものだから
幸恵さんも満更ではない微笑みを浮かべて
「いやですわ…こんな年増のおばさんをからかわないでくださいましな」と
ゆでダコのように顔を真っ赤に染めて
大浴場にご案内いたしますわと
一団の先頭に立って歩き始めた。

「なるほど…確かにいい女だ」

幸恵の後ろ姿を見つめながら
撮影隊のリーダーもプリプリと揺れる幸恵の尻を見ながらカメラマンが惚れるのももっともだと感じた。

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