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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第12章 嵐の夜
「あなたも冷えて寒いんでしょ?
さ、早くお風呂に行きましょうよ」
幸恵は彼に背を向けてデニムとショーツを同時に脱ぎ捨てた。
スマホのライトの灯りに幸恵の丸いヒップが浮かび上がる。
『たまんねえな!』
すでに男の股間のモノは激しくエレクトしてしまっている。
欲情しているのがバレてもいいと
彼はスラックスとパンツを脱ぎ捨てた。
『どうだい?立派なモノだろ?』
幸恵に見て欲しかったのに
幸恵はマナーとしてわざとあらぬ方向に視線を送っていた。
「脱ぎました。じゃあ、お風呂に浸かりましょうか」
ほら、足元が暗くて危ないですよ
彼は大浴場まで幸恵を連れてきたように
同じく体を寄せて抱き寄せた。
ただし、今度は幸恵の肩ではなく腰に手を回した。
足元を照らすフリをして
ライトの反射で微かに浮かび上がる幸恵の裸体を鑑賞する。
若い女のように引き締まった裸体ではない。
年齢的に下腹部に弛みができてポッチャリとした膨らみがある。
『これだよ!この弛んだ体がたまらないんだよ!』
彼の目には弛んだ体が
まるでミロのビーナスのように神々しく感じた。
ライトの反射で幸恵のヌードが見えるように
彼の裸体もまた幸恵には見えていた。
なるべく見ないようにしていても
視界の片隅に彼の勃起したペニスが見えてしまう。
『まあ!こんな私の体でも勃起させてくれているなんて…』
幸恵はちょっぴり感激した。
それと共に、まだまだ女として見てもらえていることに妙に興奮していた。