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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第1章 お天気ねえさん

スポンサーのひとつである「エロエロランジェリー」の次期社長ならば、きっとテレビ局への発言力があるに違いない。

『僕とお近づきになっておいて損はない』という浅香の言葉に、
やけに信憑性が出てきた。

「わかりました…
わかりましたから馬乗りはやめてください」

お気に入りのブラウスなのだ。
変に興奮されて乱暴に脱がされてビリビリにされては元も子もない。
どうせ、拒もうが抱かれるのならば
自分から脱ぎたいと思った。

「あ…ごめん…
何だか凄く興奮しちゃって…
僕としたことが…」

興奮の最中(さなか)にあっても
ちゃんと理性が残っているのだろう。
浅香は圭子を自由にすると
目の前に繰り広げられるストリップを楽しげな目をしながら観賞し始めた。

圭子にしても、こんな展開になるとは思わなかった。
ちょいと下着モデルをして
イメージが違うと浅香を悲観かせて
とっとと帰らされてしまうと思っていたのに
まさか、あんなエロい紐パンティーを履かされ
浅香を興奮させて、こんな風に口説かれるなんて、
想像を越えていた。

ブラウスを脱ぐと下半身はほとんどがなにも着けていないような紐パンティーなので、ブラジャーだけを見に纏っているような不細工な姿になる。

「待って!待ってください
その…良ければブラジャーは僕に外させてもらえないかな?」

スッと圭子の肩を抱いて
後ろから甘いバリトンの声で囁かれると
体を預けてしまいたくなってきた。


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