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お天気お姉さん~明日、晴れるかな~
第15章 青天の霹靂
「では、今夜はこれで失礼します」
着衣を整えて、淫乱女からいつもの圭子に戻ると
深々と一礼して店長室をあとにした。
業務員用の裏口に向かっていると
背後から呼び止められた。
それはすでにソープ嬢の姿に着替えた例の熟女だった。
真っ裸に透け透けのガウンだけを身にまとい、
熟女の色気をムンムンさせながら、
浩に外人相手に記念写真を撮らせてべらぼうな値段で売り付けている女…
「さっきは口裏を合わせてくれてありがとうね」
ちょっとこっちにおいでと
圭子の腕を取ると休憩室の小部屋に連れ込んだ。
「なんか飲む?」
従業員はフリードリンクなのだろう
小銭を自販機に投じなくてもボタンを押すだけで缶コーヒーがゴトンという音と共に受け口に落ちてきた。
「いえ…私は結構です」
本当は店長のおちんちんをしゃぶった後だから
炭酸飲料で口の中をスッキリさせたかったけれど
とにかく早く帰りたかったのでコーヒーを差し出されても遠慮した。
店長に逝かされたけれど
なんだかおま○この奥の方で淫乱の虫が疼いていて、早く帰宅して浩とセックスがしたかった。
「あんたさあ…浩に上手く言いくるめられて
ここで働いて稼げって言われたんでしょ?」
カポッとリングプルを引き上げて
コーヒーを一口喉に流し込むと
前置きなしで熟女はそういった。
「えっ?いえ…あの…それは…」
「隠さなくっていいのよ
それがあいつの手口なんだから」
一口だけコーヒーを飲んだだけで
まだたっぷりと残っている缶コーヒーを無造作にゴミ箱に放り投げて彼女は答えた。
「手口?」
「悪いことは言わない
このままどこかにとんずらしなさい
浩と一緒にいたら骨までしゃぶられるわよ」
この私がいい例よ
そう言って熟女は圭子と対峙した。